初・過呼吸→初・救急車

アイキャッチ キャンプ
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はじめに

羽鳥湖畔オートキャンプ場のスタッフの皆様
救急隊の皆様
この度は、ご迷惑をおかけしました。
また、お忙しいところ親切にご対応いただき、ありがとうございます。
幸い病院へ搬送されることもなく、問題なく回復し、
これまで通りの日常を送っております。
改めて、ここでお礼お詫び申し上げます。

2020年5月10日 しょび

出来事

2021年5月8日~9日、福島県 羽鳥湖畔オートキャンプ場にて、従兄弟と二人でキャンプ。
が、9日の撤収時に体調を崩し、過呼吸を起こす。
自力で救急車を呼ぶが、過呼吸経験者の従兄弟の助言により、なんとか回復。
救急車内でバイタルなどの測定を行ない、正常値であることから、
病院への搬送は辞退。

キャンプ前日談

キャンプの前日(もはやキャンプ当日だが)
連休の不摂生が溜まり全く寝られず。
寝られたのは4:30頃だっただろうか。
10:00頃に迎えが来るため、8:30に起床。
キャンプに行くというのに、完全に寝不足である。

キャンプ1日目

朝8:30に起床し、キャンプ道具の準備。
迎えが来たのは10:00過ぎ。
寝不足であるにも関わらず、車の中では特に眠くもなく、
自宅から1時間半ほど車で現地へ向かいつつ、途中のイオンで食材の買い出し。
このときすでに自律神経の乱れにより、初期症状が出ていたのかもしれない。

キャンプ場にて

キャンプ場では、なぜか従兄弟のタープ張りを手伝いつつ、
自身のソロタープ・ソロテントを立てる。
初めてのソロータープだったため、悪戦苦闘しつつもなんとか完成。
かなり時間がかかってしまったため、お昼用に買っておいたチキンラーメンを食べそこねてしまった。
一杯やるのに、簡単なつまみを作りつつ(作らせつつ)、サッポロ黒ラベルで乾杯。
テント設営による疲労と空きっ腹にアルコール。
身体にとっては悪循環。負のスパイラルだ。

※キャンプ場の紹介をしたいところだが、それはまた別の機会に。

夕方には晩ごはんにキャンプ飯。
(とても美味しく出来たので、こちらも別の記事にて紹介しますね。)
このときにはかなり冷え込んでおり、長袖を着ても寒く、明らかに防寒対策が甘い。
そもそも、標高916mの湖畔キャンプ。
5月とはいえ、寒くないはずがない。


焚き火を見ながら、ハイボール3杯,レモンサワー1杯程度を嗜み、
11:30頃に就寝。

しかし、テントの中はもはや極寒である。
一応電気ブランケットを持ってきたが、所詮はモバイルバッテリー程度の電力だ。
全く期待は出来ない。
にも関わらずこのときの私は、このブランケットに厚い信頼をおいている。馬鹿なのか。

あまりにも寒く、全く寝られない。
寝不足であるにも関わらずだ。

キャンプ2日目

早朝

結局寝られたのは1時間ほどだろうか。
外は明るくなり、5:30頃に起床。
寒すぎて焚き火台に火を入れる。

前日の暴飲暴食のせいか、空腹ではあるものの気持ち悪く、
全く食欲がない。
一応トーストを作ったものの、二口食べるが限界。
コーヒーは入れていたが、こんなときはぬるま湯がよいとのことだったので、
ぬるま湯に切り替え、せめて水分だけでも摂取。

少しでも仮眠しておこうと思い、時々テントに入り横になるが、
寝付くことははく、9:00までぼーっとして過ごす。

撤収

朝食を食べていないため、エネルギー切れ。
なんとかテント・タープを片付けるが、限界だった。

熱中症のような症状がではじめた。

当然、この時は自律神経失調症なんてものは片隅にもない。
熱中症と思い込み、ひたすらアクエリアスを飲み続ける。(十分以上に飲んでいたと思うが)

発症、そして119

最初の自覚症状は、目眩だ。
立っているのも辛くなり、レジャーシートで休憩。
念の為横になるが、悪くなる一方だ。

その後、手足のしびれ。
これまでに経験のない症状だった。
5分もしないうちに、顔,腹部のしびれもではじめたため、
従兄弟にキャンプ場スタッフを呼びに行かせる。

が、その後1,2分で全身がしびれ、全く動けなくなった。
例えるなら、腕の血流を止めると痺れはじめるが、
それが全身に起きていると思えばわかりやすいだろうか。

流石にこの状況はやばいと自覚する。
身体は動かないが、意識ははっきりしていて、なんとか携帯を使うことはできる。
ためらうことなく、自力で110番へ。

「こちら110番なので、救急でしたら119番へお願いします」

うん、間違えた。
焦りながら119番へ掛け直す。
意外とはっきり話すことも出来ているが、全身がしびれていることは変わらない。
救急車を呼びながら考えていた。
呼んだからといって、その瞬間に来てくれるわけではないだろう。
もちろん急ぎ向かってくれるとのことだったが。
手足のしびれが全身にわたるまでの時間からして、救急車が来るまでの時間に
私は呼吸困難に陥り、死んでいくんだろうと思った。
もしここで死んだらと考えたとき、真っ先に思ったのはやはり仕事だった、、、

実際、過呼吸で死亡することはないらしい。
お恥ずかしい。。。

初めての発作では強い不安、の恐怖から救急車を呼ぶことも多いが、放置しても十数分で収まり、死亡することや後遺症を残すことはない。

https://medical-tribune.co.jp/kenko100/articles/120307526185/#:~:text=%E9%81%8E%E5%91%BC%E5%90%B8%E3%81%A7%E3%81%AF%E6%AD%BB%E3%81%AA%E3%81%AA%E3%81%84%EF%BC%81&text=%E5%90%8C%E6%99%82%E3%81%AB%E3%80%81%E6%8C%87%E5%85%88%E3%82%84%E5%8F%A3%E3%81%AE,%E3%82%92%E6%AE%8B%E3%81%99%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%82

過呼吸経験者の従兄弟より、ビニール袋を渡され、
袋に向かって深呼吸してろと。
ここで初めて自分が過呼吸を起こしたことを知った。
これにより、症状はかなり改善され、救急車の到着する頃には立てるようにまでなった。
そりゃそうだ、ただの過呼吸だもの。

救急車の車内では、心拍・血圧・血中酸素濃度の測定を行ない、
救急隊員より、「病院への搬送はどうされますか?」と。
ああ、行かない選択ってできるんだ。
すっかり良くなっている私は、当然辞退。
搬送辞退の同意書へサインし、救急隊の方にはお帰りいただきました。

知らなかったとはいえ、今思えば119番は必要なかったかもしれない。
あのときは死ぬと思ったが、ただの過呼吸だったとは。
そして自分が過呼吸を起こすときが来るとは思いもしなかった。

帰宅

帰宅中、また発作のように身体のしびれが起きるが、
途中の薬局で購入した救心を飲み、帰宅までの間なんとか寝ることが出来た。
寝るどころか、ただ呼吸するだけのことが怖くて、何も出来なかったが、
きっと救心によるリラックス効果なんだろう。

その後

翌日の5/10に執筆しているが、まだ不安なことは多い。
過呼吸は癖になり、興奮したりすると再発するらしい。
昨日帰宅してからは、ずっとベッドで横になって過ごしたが、
2回ほどしびれがひどくなり、袋に向かって深呼吸を繰り返していた。

救心は偉大かもしれない。
ひどくなるようなら心療内科で薬を処方してもらったほうがよいらしいが、どうだろうね。
暫くは様子見にしておきます。

備考

自律神経失調症。
仕事や人間関係での精神的ストレスや、過労、光や音、温度などによる身体的ストレス、慢性的な寝不足などでの生活リズムの崩れから起こり、
自律神経の緊張が亢進すると、体のだるさ・便秘や下痢・頭痛・ほてり・動悸・しびれなどの症状が出現する。
「自立神経失調症」は特定の疾患名ではなく、体の活動時や昼間に活発になる交感神経と、安静時や夜に活発になる副交感神経の2つのバランスが崩れた状態を意味する慣用表現だそうだ。

心身のストレスに起因する自律神経の乱れには、可能な限り環境の調整を行う。十分な睡眠を取って休息を図ること、生活リズムを整えること、過度の飲酒やカフェインの過量摂取などの習慣を改めることも重要

https://doctorsfile.jp/medication/127/ より抜粋

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